"ART×BIKE"展に参加します



『同じ質問を繰り返す・同じことを繰り返し思い出す』より
久しぶりの更新ですが、展示のお知らせです。
10/14から11/6まで恵比寿のギャラリーで開かれるアートと自転車についてのグループ展に参加します。


僕は『同じ質問を繰り返す・同じことを繰り返し思い出す』というインタビューをもとにした作品を出す予定です。
この何年か、同じ人に同じ質問を聞き続けるシリーズの制作をいくつか継続して行っていますが、今回は写真学校の同級生で、木下自転車店の店主である友人へ繰り返し質問しています。


「どうして写真をやめて自転車屋を始めたの?」


もしお近くにいらっしゃることがありましたら、ぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。

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ART×BIKE
自転車、たおやかに…
2016.10.14 FRI - 11.6 SUN
OPEN 12:00    CLOSE 19:00
月・火曜日休廊  / 日曜・最終日・祝日18:00CLOSE

工房 親
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 2-21-3
http://www.kobochika.com/homepage/html/now.html
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『仕事文脈 vol.7』インタビュー掲載





昨年発売の本になりますが、『仕事文脈』の「子ども部屋から出勤 」というコーナーで子供部屋について少しだけ喋っています。以前の展覧会でも取り上げたトリュフォー映画の主人公アントワーヌ・ドワネルについて、仕事場としていた子供部屋と作品の関連から振り返っています。もし本屋さんで見かけることありましたら、ページをめくってみてください。
よろしくお願い致します。



『仕事文脈 vol.7』
タバブックス
http://tababooks.com/books/shigotobunmyaku-vol7




追記(1/23)
青山ブックセンター本店ではまだ取り扱いがありました。

現代詩手帖2015年8月号『歌う星にて、フィールドワーク。3| 音読の魔法にかかる(ウルフのやり方で)』


"『同じ話を異なる本で読む(ウルフのやり方で)』 2015/06/21 BankART Studio NYK" ©Takeshi FUJIMURA, Woolf Table

6/21に行われた実践『同じ話を異なる本で読む(ウルフのやり方で)』について、詩人の大崎清夏さんが現代詩手帖の連載「歌う星にて、フィールドワーク。」にて取り上げてくださいました。
当日の実践に参加されていた大崎さんが経験したことや、「実践」という言葉それ自体についての言及もあり、とても興味深いです。
ぜひ書店で手に取り、お読みいただける嬉しいです。

あの日の実践が、大崎さんの経験を通して言葉になり、それをまた別の誰かが読んだときに、その人の中であの実践はどのように思い浮かべられるのでしょう。


現代詩手帖 2015年 08 月号 [雑誌] p.176-177
大崎清夏『歌う星にて、フィールドワーク。3| 音読の魔法にかかる(ウルフのやり方で)』



http://www.fjmrtks.com/news/20150817.html

新しいプロジェクトについて


"リリーのやりかたをなぞる" ©Takeshi FUJIMURA, Woolf Table

この4月からWoolf Table(ウルフ・テーブル)という新しいプロジェクトが始まりました。写真家の渡邊聖子さん、小塩淳仁さんのふたりと行っています。僕自身のこれまでの作品や実践にもVirginia Woolf(ヴァージニア・ウルフ 1882-1941)の影響を見出すことが可能ですが、改めてウルフというテーブルに自分の持ち物を広げたらどうなるのか楽しみです。まだプロジェクトの土台が築かれていない状態ではありますが、現在はBankART NYKのスタジオプログラムに参加しています。6/19からはオープンスタジオが行われますので、お時間ありましたらよろしくお願い致します。

http://bankart1929.com/archives/160

持ち合わせはないけれど


 映画が終わり、年が明けて、冬には置き去りにされ、そしてまた春がやってくるみたい。今年の春には色々を抱えていて、まだ先の見えていない2つのプロジェクトも動き出します。そのどちらにも「table」という言葉が使われています。きっとそれは偶然ではないのだろうな。疑問に思うこと、正解の出るはずがない問題にその都度答えを出してみること。持ち合わせはないのだけれど、そういうことを続けていこう。

『映画を見終えた人々の出来事』について

 開催中の『ふたりの喧嘩は三人目の愉しみ』はフランソワ・トリュフォーの映画上映も会場で行っています。23日は11:30から『逃げ去る恋』(1979年)の上映後に劇場で『映画を見終えた人々の出来事』という実践が行われます。ひらたく言うと、上映後の劇場にそのまま観客のみなさんが自由に過ごせる時間を設けるということです。一般的な映画館では上映終了後は退出が促されるのですが、もしそのままその場所にいることが出来たら何が起きるのでしょうか。
 23日の参加者として具体的な名前では、前野健太さんと藤村&内野がアナウンスされていますが、これは事前に当日映画を見に来ることが分かっている人々という意味で、いわゆるトークイベントやライブイベントを予定している訳ではありません。前野さんも藤村&内野もそれぞれ当日の映画を見終えた観客として自由に振る舞うことになるはずです。ですから、当日『逃げ去る恋』をご覧になったみなさんも、上映終了後にそれぞれ自由に過ごしていただけたらと思っています。
 近くの席の人に見終えた映画について話しかけたり、面白そうなことをしている人と一緒に何かをやってみたり。90分間スクリーンを見つめ続けた目を休めながらボーッとするのもいいと思います。いつもはすぐに立ち去る劇場で時間を過ごしていいただけると嬉しいです。

*詳細はhttp://www.fujimura-uchino.com/にご確認下さい。