2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

花の名前

夜、同級生でもある作家たちと今年を振り返る。みんなの作品には実は共通点があって、それは一体どういうことなんだろうね、という話をしてみる。トマス・デマンドとも、フィシュリ&ヴァイスとも違う彼らの蒔き直し。なかなか上手く伝わらないけれど、原因…

あの川の…

100年前にもあったという終わらない旅について思いを馳せる人があの川の家に。一瞬、Criticの歌う"Everybody hurts"が聞こえたような気にも…。気のせいかな。そう、日々には絶えることのない実践を。冬の日には舟を漕いで、旅はこれから、これから、ですね。

水戸であれこれ

水戸芸術館へ。ボイスについての展示の途中で、遠藤一郎氏の『愛と平和と未来のために』という20分ぐらいの映像作品。何度も繰り返される「行くぞ」の声がきっかけとなり、直接的に『アトムの最期』と重なってくる。同時に、Elvis Costello & The Attraction…

浜辺のあれこれ

最終日に『アニエスの浜辺』を観る。アニエス・ヴァルダの記憶へ向かう言葉がとても美しい。「記憶はハエのように…」、送り返された手紙、送り返した手紙。夜になれば、長い時間を知ったから短い時間のこともより知ることが出来るような気がしました。 海岸…