延々と列車に揺られて山形へ向かう。乗り継いで、乗り継いで。乗客の顔ぶれになかなか変化が現れないので、車内はいつのまにかそれぞれの旅情のようなもので満ちてくる。「がたごと」と揺れるから、考えることは途切れ途切れになり、感傷の持ち合わせも奥へ…
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