same time, same place


 6月、7月と続いた東海地方への旅が終わりました。愛知での2回の授業では多くの反省と確かな収穫も感じつつ、締めくくりは3年目の「同じ時分の同じ場所」へ。トリュフォーアメリカの夜』のように集まってはさよならを。あの映画の中でトリュフォー扮する映画監督フェランが映画作りの現場のことを目的地へ向かってひた走る夜行列車に例えていたのを思い出しました。とても疲れて目に見えて残ったのは日焼けした肌だけど、電車(夜行列車ではなく、東海道本線)を見送って寂しくなったのはたくさん楽しいことがあったからに違いないですよね。

 風鈴の音が聞こえる斜面に張られたタープの下で寝起き声を聞きながら、タープも何もない時に同じようにそこに寝転がっていたことを思い出しました。覚えているかしら?
 そしてNさんに大きな感謝を。今年も大変お世話になりました。迷惑かけてばかりで…。来年があるのなら、リストをつくりましょう。次はテントで暮らしたいですね。