手の鳴る方に手を振って

それはかの競技会ではないし、そこは湿度から考えてもかの国の小さな島ではない。「犬は吠えるがキャラバンは進む」? そう、僕たちも何処へでも行けるし、そこではなくともいいはずだから。 「それにしてもぼくたちは先へ進まなけりゃならなかった! (中略…

ここからそれは見えるかな?

明日からBankART AIR Program 2011のオープンスタジオが行われます。 僕たちは新しい作品を展示予定です。 横浜にいらした際は、ぜひお立ち寄り下さい。 - BankART AIR Program 2011 OPEN STUDIO 会期:2011年6月17日(金)- 6月26日(日) 時間:11:30-19:0…

するつもりのなかったこと

「ふたたび考える練習」の為に愛知へ。するつもりのなかった花見をすることに。でも、そういうのも決して悪いことではなく、自分の知らない場所へ歩いて行く方法なのかもしれない、なんて考えながら学生達と川沿いを歩いたりする。桜の木の下でするつもりだ…

傘を閉じて濡れていけるかな

昨日も今日もシェルのフードを被って歩いたり自転車に乗っている。もちろん、のんびりと。防水ではあるけれど撥水は弱まりつつある上着の表面をそれは濡らしていく。痛みの雨が降っている。いつもどおり風邪はひかないように気をつけないと。

Everybody Had A Hard Year

Everyone Had A Hard Year

I'll Take The Rain

駆け足の朝とゆっくり歩いた夕方/春風のあとに来た風(北風) 宮本くんにならい今夜はグラム・パーソンズを聴いて、眠りすぎた後の夜更かしを 四月からはまた新しい実践が始まりそうです

南風から北風へ/緑、青、黄色い月

髪を切り始めたころに、降り始めた雪。お店の中ではジョン・レノンの歌が流れていて、もう何曲も続いている。お店の人と会話をしながらも、古いストーブがいくつも置かれているから、うとうとしてくる。でも、その間もジョンは歌い続けて、アシスタントの男…

"Learning to Love You More" | Harrell Fletcher & Miranda July ( Prestel Pub | 2007 )

バートルビー/バートルビーと仲間たち/4月からの新しい実践とその問題点/列車の中で右から眺めること、左から眺めること/写美の図書室、ロシアの、福島の、ルワンダの…/ワイルドサイド(選択)とアルチュセール/鯖とトマト/その影がやがて雲のそれと…

Katerina Seda

Katerina Seda: For Every Dog a Different Master (Documenta12 2007) 先日、Katerina Sedaの展示を見に森美術館へ。2007年のドクメンタ12での展示が印象的だったから、再び見ることが出来てとてもよかった。カナ表記の名前(カテジナ・シェダー)を見るの…

一緒にファイル展に参加していただいた作家のみなさん、どうもありがとう/ひさびさに会って話をしたり、川沿いで凍えたり、プラクティスのことを考えたり/毎年のこと、理由は定かではないけれど年末になればいつもソンタグの本を読んでいる気がする/みど…

depositors meeting

art & river bankで毎年行われ、たくさんのファイルが集まるdepositors meeting。今年は「藤村・内野」の名前で棚を設け、6組の作家のファイルを紹介させていただきます。お時間あればぜひお立ち寄り下さい。 /////////////////////////////////////////////…

『すべての火は火』より

『すべての火は火』(2010年)DVDより

授業、その他

12/3に6月に引き続き、尾北看護専門学校での市川氏の授業にゲストで参加させていただきました。今回はこれまで行ってきた『迷いの森』とは別の作品行為を学生のみなさんと行いました。行って初めて気がつく問題の数々。時に考え直したりしながらも、それでも…

Impossible Soul

Sufjan Stevensの"Impossible Soul" を何度も聴く。印象的な曲。移動中に何度か聴いていると、たいていのところには辿り着いてしまう(だって1曲で25分はあるのだから)。たいていの地球儀は抱えることが出来るサイズ。そこでの距離は手を広げたところ、端の…

友人でもあるアーティストの大沼洋美さんを訪ねるため、山形県の小国町へ。現地で滞在制作中の大沼さんは旧小玉川小中学校を舞台に様々な活動を展開させており、今回はその学校に寝泊まりさせてもらいました。何が出来るかな、とみんなで学校の中や冷えた登…

ご近所さんからいただいた煮付けが美味しいから、おおらかな考えごと。…… たぶん、あの人たちのことをビートルズと呼んだっていいのではないか?トリビュートバンドのライブを見ながら、そんなことを一瞬考えた。先日、真夜中の森の中で酔っ払った大勢の若者…

松戸の土曜日。まず、猫の爪を切りたくて何時間もやりとりしたけれど、うまくいかない。あの爪切りの形がいけないのだろうか。つぎに、小さな裏庭に出て長い間放って置かれた植物たちの調子を気にする。ひと月分の時間が過ぎるということに対しては「早い」…

カンボジアへ向かう方法は、カーツ大佐を捜すように川を上ること以外にもきっとたくさんあるはず。試しにL=F・セリーヌの作品を開いてみるのもいいかも。風邪薬にどこかへ連れていかれそうになって、すっころぶ。はずみで魂のゆくえも、すっころぶ。すっころ…

Summer Open 2010についての記事

Summer Open 2010 BankART AIR Programでの展示について http://artscape.jp/report/review/1220689_1735.html

大きく手を振り、その舟を見送る。小さな頃に買ってもらった大きな『はてしない物語』、裏庭の楓に南天を絡めて育てていたので『ファーブル植物記』、毎年のように春や秋に思い浮かべていた京都のガイドブック、そして自宅から見えていた風景を忘れないよう…

梯子を作るようなこと

たとえば、梯子を作って掛けるようなこと。あそこに窓があるよ、と長い梯子を用意すること。 高い場所からの景色を準備し、それを提供するようなことではなく、 梯子を昇ることを促すこと。それは時には足をかければ崩れてしまうような危ういものであったり…

『すべての火は火』 "SUMMER OPEN 2010"(BankART Studio NYK)

"SUMMER OPEN 2010"(BankART Studio NYK) 2010/07/30-08/5 『すべての火は火』(All fires the fire) 藤村豪・内野清香(Takeshi Fujimura・Sayaka Uchino)

『あの言葉の君はどこへ行ってしまったの?』 "SUMMER OPEN 2010"(BankART Studio NYK)

"SUMMER OPEN 2010"(BankART Studio NYK) 2010/07/30-08/5 『あの言葉の君はどこへ行ってしまったの?』(Where have you, who said it gone?) 藤村豪・内野清香(Takeshi Fujimura・Sayaka Uchino)